吉田麗子(Yoshida, Reiko)

出身:神奈川県
アメリカでの所属:リンジーウィルソン大学
現在のお仕事:大手旅行会社勤務
(現役時代の)ポジション:GK
(※吉田さんは、弊社サポート選手ではありません。)

日本(大学2 年)→アメリカ(大学留学)→日本(就職)→スペイン(留学)→シンガポール(就職)→日本(転職)という道をたどって、現在は京都で旅行代理店に勤務しています。サッカーを通じて欧米とアジアを経験して、アメリカはエンターテイメントとしてスポーツが根付いていて、スペインは、文化として根付いていると感じました。

スペインへは「選手引退後にサッカーと関わる仕事」を模索するためにバルセロナへ行きました。その後、シンガポールサッカー協会で半年間お仕事させていただきました。今度はスペインとシンガポールもまた大きく違って、サッカー後進国と言える国で上司のもと幅広く業務を担当しました。

アメリカ留学の経験はとても役に立っています。「人生どうにかなる」と思えるようになりました。悪い方向に流れされる意味では捉えないでいただきたいですが、適応力というか、どうすれば自分の目標を達成できるか、考えて行動する習慣が身についたと思います。

一年目で怪我をして、練習中もコーチにボロクソに言われて毎日泣く日々…ですが、4 年生の最後にようやくレギュラーになって全米大会にも出場させてもらいました。留学生だからコミュニケーションが取れないと言われないように何かしら話すように努力し、監督の考えるサッカーをどれだけ理解しているか練習中に見せる、他のキーパーに対して注意したことを覚えておき、自分はできているとアピールするとか。

大学在学中も、夏休みなど長期休暇は日本に帰国して、イベント派遣の登録をし、国際学会の英語受付スタッフや知人づてで英語キャンプの通訳バイトをしていました。単発のイベントバイトは結構ありますし、英語ができることで就職につなげられそうな話もありましたから、経験すると良いと思います。スペイン留学後はバルサキャンプの通訳バイトもさせてもらいました。

現勤務先の旅行会社では、海外チームの日本受入れ、日本チームの海外遠征手配など、サッカーにかかわる仕事をさせていただいています。海外経験を活かすことができ、海外手配でも自分が英語で情報判断できるのは大きな力になっています。意外と、旅行会社で英語ができる人は少なく、積極的に自分から仕事を取りに行けば、英語に関するあらゆる業務が自分のところに回ってきます。

まだまだ日本は、大企業でも、英語力のある人材が重宝されるんだなと驚いています。仕事先でも、留学で身につけた問題処理能力、適応力、応用力を生かして、「この単語は知らないが、この表現なら伝わる」「この業務は初めてだが、この方法を取れば達成できる」と受け入れられることが多くなりました。アメリカで出会った「日本人らしさを貫く女性」もとても素敵な生き方だと共感したので、これから、身につけた英語を活かす一方で、日本人としての礼儀も大切にしながら、自分の経験を伝えていきたいなと思います。

 

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