佐々木友(Sasaki, Yu)

出身:奈良県
アメリカでの所属:マウントマーシー大学
日本での所属: J 青森山田高校
ポジション:FW
個人賞:NJCAA 2019 全米ベストイレブン セカンドチーム選出NAIA 2020 カンファレンス新人最優秀選手賞

日本で超名門レギュラーからアメリカ留学するのは意外でした…!寒さは同じぐらい?

今日の気温はマイナス 20 度(2021 年 2 月時点)で、こちらのほうが低いですね、雪は青森のほうが多いです。そんなに田舎でもないし一人部屋も広いですよ、高校時代と比べると笑。最近、フォルクスワーゲン SUV(車)を買って、便利に生活できています。

もともと中学の時から海外に行きたいと思っていて、日本の道も紹介いただいていたのですが違うかなと感じ始めていたときに、黒田監督から中村さんを紹介されました。高校卒業後、サンフランシスコのセミプロチームでプレーして、チームメイトに Stanford や UC Berkeley の選手がいて、「外国人選手の当たり前のレベル」を体感できたのは大きかったです。キーパーも身長2mでしっかり手を伸ばしてくる感じでした。
入学したパークランド短大では、上手くて速い個人が多かったものの、組織プレーに欠けていて、それが全米大会に行けなかった要因かもしれません。自分も 10 ゴール 10 アシストで終わりました。日本でバリバリ鍛えてやってきたつもりでしたが、アメリカに来て「当たり方」を学んだという感じです。見た目が速くないのに、走れるデブ、動けるデブがいっぱいいるというのも違います笑。

今のチームは、負けてはいけない相手に負けたり、逆に去年のチャンピオンに買ったり、と波のある状態です。あと一歩の甘さが出るのは悔しいです。

無事編入できたわけですが、四大からオファーってくるものなのでしょうか。

もらうことができて選択肢もいくつかありましたが、こちらでは、自分でハイライトを作って大学に送り、自らオファーを獲得するのが基本姿勢です。自分が一番活躍した試合の映像は常に持っておく、更新しておく事が大事だと覆いますね。それで選択肢が広がってくるし、自分のコーチや WithYou がどれだけ推薦してくれたとしても、最終的には映像・プレーを見て、本人と話して決まるので。 最強豪カンファレンス(NAIA 全米大会に最も多くのチームが出場)に所属する、現在のチームに決めました。NAIA で優勝しているチームとも連絡を取り合っていたのですが、試合を見てみると、センターバックに2mのドイツ人、前には黒人、サイドに走れる選手…蹴るサッカーだなと感じて選択せず、最後には 2 つの大学に絞りました。

両方の監督と何度か電話して、僕をほしいと思ってもらえる熱量に違いを感じたので、高く評価してもらえたマウントマーシーに決めました。サッカー選手としては、やはり出てなんぼだと思うので。短大での単位は、 ESL は映らないですが、その他はほとんど移行できました。

監督と英語で交渉!もう英語に問題はありませんか?

まだまだですが、後輩が遊びに来てくれたときに通訳をしてあげられたり、渡米した時のホストファミリーと電話して、上達したなあ!と言ってもらえると自信になります。言いたいことは言えるようになりましたが、細かいニュアンスの部分までは十分ではないと感じることもあります。 アメリカの授業は発言が命で、逆に言えば発言していれば何とかなります。先生も「正解はない」という考えだから、自分の考えをしっかり伝えていくと、点数につながったり評価をしてもらえます。先生も、生徒も、みんながそれぞれ意見を持っていて、違う意見を持っていても否定しないのが日本と違います。

アメリカに来て 3 年目で、違う意見を受け入れられる、柔軟な姿勢を持てるようになりました。留学開始時は勉強にも苦労しましたが、大学で成績を取ることにも慣れてきて、前のセメスター(学期)では、 GPA3.7(4.0 満点)で終えられました。 プレーできる年数が残っている限り、目指すべき世界として、上のレベルでやりたいです。そのためにも、勉強も並行して頑張ります。

では、後輩にメッセージを。

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