若いうちにいくつか視点を持っておくこと
私たちWithYouは、一人でも多くのスポーツ選手に会い、
身につけた大好きなスポーツの実力を使って世界を広げて欲しいと活動しています。
中学校時代に、ブラジルサッカー留学を経験し、滝川第二高校サッカー部へ。鹿屋体育大学へ進学・卒業後、FC東京に入団。プロサッカー選手になる夢を叶える。プロ引退後は、中学校教諭、芸能活動等を経て、英語力をつけるべくアメリカ留学。
自分と同じように夢を追い求める人の手助けになればという強い想いで起業を決意。現在は、アメリカと日本を往復しながら、事業の立ち上げに挑戦中。
なぜ、海外でサッカー？
私は中学生の時、短期ブラジルサッカープログラムに参加。一ヶ月のスクール生活の中で、スクールオーナーでもあったジーコ監督にチャンスをもらい滞在予定を延長、一年間のサッカー留学をしました。ここで、当時の一般的な日本人中学生よりも、はるかにレベルの高い環境の中でトレーニングを受けることができました。
身につけた技術と自信を日本に持ち帰って、高校・大学でサッカー漬けの日々を送り、大学生版オリンピック・ユニバーシアード世界大会では日本代表として優勝するなど、スポーツ選手としての経歴を順調に積み重ねていきました。
大学在学中に日本サッカー協会から特別強化指定選手に認定され、卒業後はJ1プロ契約（FC東京）、ところがルーキーイヤーに大きな転機が訪れます。試合中に右ひざを怪我し、三度の手術を試みるも、手術後の足は大きく変化していました。スピードが武器だった彼は、もはや同じ表舞台へ戻ることはできず、チームからの戦力外通告を機に、サッカー選手としては引退を決意しました。
この時初めて、彼に「これからの人生、何をして生きていこう」という問題が降りかかってきたのです。多くの高校生・大学生がすでに考えているテーマを、スポーツ一辺倒だったがゆえに、それまで考えたこともなかったと話します。彼自身、迷いながら仕事を探し、勉強し、こうして選手や学生をサポートする企業を立ち上げましたが、「もっと若いうちにいくつか視点を持っておくこと」はとても大切だと痛感しています。